除菌と殺菌はどう違う?紫外線ランプの仕組みと効果

【技術コラム】
「殺菌灯」と「空気清浄機」はどう違う?――見落とされがちな除菌メカニズムの本質
感染症対策や衛生管理への関心が高まるなか、「空気清浄機」と「殺菌灯(UV-Cランプ)」の
違いについて正しく理解されている方は意外と少ないかもしれません。
本コラムでは、70年の歴史をもつ英光ライティング株式会社が、
“殺菌”という技術的視点から、両者の役割の違いを解説いたします。
■ 空気清浄機:「浮遊物を取り除く」装置
空気清浄機は、HEPAフィルターや活性炭フィルターなどを用いてホコリ・花粉・微粒子などを吸着・捕集する装置です。
空気中のウイルスや菌もある程度は捕集できますが、除去ではあっても「殺菌」ではありません。
■ 殺菌灯:「細胞を破壊する」紫外線の力
対して殺菌灯は、特定波長(UV-C: 253.7nm)の紫外線によって細菌やウイルスのDNA/RNAを直接破壊し、不活性化させる技術です。
殺菌灯の光が照射された表面や空気中の微生物は、繁殖能力を失い、感染リスクが激減します。
■ なぜ今、「専用の殺菌装置」が求められるのか?
近年、ウイルスの変異や耐性菌の増加により、“殺菌の可視化”や“信頼性の高い技術”への関心が高まっています。
英光ライティング株式会社では、食品工場・病院・教育現場などで使える実用性と安全性を兼ね備えた殺菌灯製品を多数開発しております。
OEMや新規導入のご相談も随時承っております。
今後も本コラムでは、除菌・殺菌にまつわる基礎知識や製品選定のポイントなどを、定期的にご紹介してまいります。
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